ドイツワイン－お酒のデパートもりもと

ドイツワイン一覧

ドイツは寒い北の果てだが、香り豊かで芳醇、世界に誇る白の高級ワインが生まれます。
ドイツ人が「父なる河」と呼ぶ、大河ライン河流域にドイツ一の銘醸地ラインガウわはじめ、ラインエッセン、ラインファルツと広がり、渓谷の美しさと質の高さで有名なモーゼル・ザールルーヴァー地方、個性的な辛口のフランケン地方が５大産地として知られています。その優雅な味わいは知恵と技術の結晶です。
北緯50度に位置し、ワインができる最も寒い地方。日照時間が短いため、ぶどうはゆっくり熟し、酸味が強く、アルコール度数の低いワインができる。
糖分を補う補糖が行われる一方で、熟成したぶどうからできる甘いワインは最上とみなされます。
また、その歴史も古い。１～2世紀かってのローマ軍は、トリアなどの都市でケルト人の農民にぶどう栽培とワインの造り方を指導しぷろす帝帝位(276 ～282年)の時代にぶどう畑は拡大した。
その後、ゲルマン民族移動による西ローマ帝国の滅亡とともにワイン造りも中断した。
フランク王国のカールは荒廃したぶどう園の建て直しに着手し教会や修道院を尊び、一般農民にもぶどうやワイン造りを奨励した。カール大帝がインゲルハイム滞在中にラインガウにぶどう畑の作討を命じたという伝説は有名です。
19世紀、ガイゼンハイム国立ぶどう栽培研究所ができ、リースリング、シルバーナ種などの品種改良がすすみ、酒質向上に貢献した。１８９２年には不正ワインを取り締まるドイツワイン法が制定された。