ここ数年シンデレラのごとくシャンパン界のスターにのし上がったジャック・セロス、レコルタン・マニピュランの造り手。今シャンパン好きでこの名前を知らない人は恐らくいないでしょう。一生に一度は飲んでみたいシャンパンです。
ジャック・セロスはアヴィズ、オジェ、クラマン、アイに畑を所有。
自家畑で栽培したブドウだけを用いてオーナーみずからが醸造するという、ドメーヌ元詰め型のシャンパーニュです。
ブルゴーニュでワイン醸造の研修をしたセロスは、1980年に父親の後を継いでシャンパーニュの生産を始めました。 平均樹齢38年という古い樹は収穫時の作業を軽減させるためできるだけ剪定。
収穫はできるだけ遅く、手摘みでひとつずつ行い、圧搾後、225Lの新樽（オーク樽）に移され、1年近くそのまま寝かせます。
　マロラクティック発酵は一切行なわず、そして8年間ボトルの状態で寝かせ、澱引きをする。
澱引き後最低6ヶ月熟成される。補糖は少なく、ワインの自然のバランスを崩さないよう果実糖のみが使われます。