ジュネーヴのローマ遺跡からぶどうの花粉が発見されたことからも分かるようにスイスとワインの歴史は古い。
ローマ軍がアルプスを越えて各地に勢力をひろげていった際、スイスに葡萄を持ち込んだと考えられている。
ヴァレー州を通り、レマン湖を抜けて、フランスへと続くローヌ河沿いの西街道、レマン湖から北上もうひとつの西街道、クール、チューリッヒなどを越え、ライン河沿いの東街道などかってのローマへの道には美しいぶどう畑が広がっている。まさにすべてのワインの道はローマに通ずといえます。
日本ではあまりお目にかからないスイスワイン。しかしスイス人は世界でも五本の指に入るほどのワイン好き。大半が国内消費の為、高い品質にもかかわらずあまり流通していない希少価値の高いワイン。アルプスの美しい風景を思い浮かべながらいかが・・・。