アルマニャック (Armagnac) とは、フランス南西部、アルマニャック地方で醸造されるブランデー。
15世紀以降、アルマニャックはこの地方の商取引における重要な産品の1つとなった。
1936年より原産地呼称統制法(AOC)によって保護、管理されている。
若いアルマニャックにブドウジュースを加えたフロック・ド・クロヴィスに仕え、ガスコーニュに領地を与えられた騎士エレマンの名に由来するとされている。
14世紀、フランシスコ会の修道士でオーズとサン・モンの修道院長を務めたヴィタル・デュフールはアルマニャックを健康維持のための薬であるとして40の効能を挙げた。
ガスコーニュも1990年にAOC認定された。白とロゼがあり、アペリティフとして人気がある。